コンクール

4年ぶりの開催で出展多数
第38回日本かばん技術創作コンクール

技術創作コンクール
挨拶に起つ(一社)日本鞄協会 水野一樹理事長

 (一社)日本鞄協会(水野一樹理事長)では、この程、第38回日本かばん技術創作コンクールを開催。去る7月26日、台東区民会館(都立産業貿易センター台東館8階)に於いて審査会を開催した。
 同コンクールは、歴史と伝統を継承する優秀な技術者を育成し、技術のレベルアップ及び企画、デザイン開発を促進。創作意欲の向上に努め、日本製鞄の優秀性を社会にアピールするとともに、新分野での販路開拓を目的に開催されるもの。今回は、2019年以来4年振りの開催となり、東京、大阪、名古屋、豊岡地区より多数の作品が出品された。
 審査会の冒頭、挨拶に起った(一社)日本鞄協会・水野一樹理事長は「4年振りの開催となり今回も企画開発担当者及び職人さんが丹精込めて作った作品が多数出展されております。この場より日本の鞄の優秀さを広くアピールしてまいりたいと思います」と述べた。

技術創作コンクール
審査会(7/26 台東区民会館)

 審査会は、行政、流通業界、業界内などから選ばれた審査員15名により、定められた評定項目(技術性、創造性、機能性、感性)のもと厳正に審査され、第1部門:皮革一般鞄、第2部門:皮革以外の一般鞄、第3部門:小型バッグ(3辺合計50cm以下、財布類不可)、第4部門:学習院型ランドセルの各部門より、経済産業大臣賞、文部科学大臣賞、経済産業省製造産業局長賞など各賞が決定した。
 これに続き、去る9月21日には、東京鞄協会会議室に於いてコンクールの表彰伝達式が行われ、各受賞者に賞状などが授与された。

技術創作コンクール
表彰伝達式(9/21 東京鞄協会)

入賞作品はこちらからご覧いただけます。
「第38回日本かばん技術創作コンクール」

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